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買取強化中のアイテム硬券入場券のご紹介

硬券入場券

硬券入場券はきっぷコレクターの間で最もポピュラーな収集アイテムとなります。国鉄、JR、私鉄の硬券入場券、いずれも買取強化しております。

ＪＲの硬券入場券(発区分記号の導入)

昭和62年4月1日の分割民営化によって、国鉄の旅客営業はJR北海道、JR東日本、JR東海、JR西日本、JR四国、JR九州と、6つの地域別会社に分かれて運営が行われるようになった。乗車券類の様式が一斉に変化することになり、硬券入場券も例外ではなかった。

分割民営化での変化で大きなものが、発区分記号の導入である。JR北海道は□北、JR東日本は□東、JR東海は□海、JR西日本は□西、JR四国は□四、JR九州は□九と、真四角に囲った各会社の略字が、原則として左上に表示されることになった。


函館本線・稲積公園(いなずみこうえん)駅	山陰本線・出雲市(いずもし)駅


土讃本線・大歩危(おおぼけ)駅	日豊本線・中津(なかつ)駅

発区分記号はJR各社間で清算を行うために必要なもので、払い戻し、変更が起こらない硬券入場券では表示の必要がなかった。そのため、硬券入場券に発区分記号を印刷した会社、しなかった会社に分かれることになった。

発区分記号を印刷した会社では、硬券入場券の様式も大きく変化することになった。JR化後に新しく印刷された硬券入場券を「JR券」と呼んで「国鉄券」と区別する。

JR各社間での清算の必要もなく、発区分記号が必要なかった硬券入場券は、国鉄時代の残券「国鉄券」を分割民営化後も発売した駅が多かった。

分割民営化による国鉄の各鉄道管理局から、JR各社への移管にともない、分割民営化の前後で印刷場の変更を余儀なくされた路線が存在した。それらの路線では、硬券入場券の様式が変わることとなった。

これらをもとに、具体的な例を次項以降でお示しする。

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