北海道拓殖鉄道の乗車券類 - 然別湖畔(しかりべつこはん)駅

北海道拓殖鉄道のバス路線

然別湖畔駅は北海道拓殖鉄道の自動車線(バス)駅である。ふたたび国鉄の連絡運輸規則別表・連絡運輸取扱細則別表(昭和33年10月1日現行)を引用すると、帯広〜然別湖畔、瓜幕〜然別湖畔で路線があったことが伺える。

常備片道乗車券として、然別湖畔→新得(瓜幕接続)をお示しした。B型のこくてつ地紋で、瓜幕でバス→鉄道連絡となる乗車券である。A型のHPRしてつ地紋券も知られている。(画像をクリックすると拡大して表示します。)

国鉄との連絡運輸対象駅のため、そのほか国鉄連絡券、補充券なども各種設備があったものと思われる。

然別湖畔ホテル向けの優待乗車券

本項と直接の関連はないが、関連会社だったと思われる、株式会社然別湖畔ホテル向けに発行された優待乗車券をお示しする。通常の定期乗車券より若干厚みがある半硬券でした。

株式の持ち合いにより発行されたものなのであろうか？従業員の通勤にも利用されたことであろう。

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