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きっぷコラム - 国鉄きっぷの着色(乗車券編)��
モノクラス(昭和44年5月10日から)
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| モノクラスは青色が原則 江津→乃木(昭和54年11月) | 赤色もあった 富良野→神楽岡・旭川(昭和58年2月) |
昭和44年5月10日に等級制(2等、1等)が廃止となり、1等はグリーン車として営業が行われるようになります。これをモノクラス化と呼んでいます。
モノクラスの乗車券は、これまでの2等を踏襲した青色となりますが(左側)、やはり途中下車のできない近距離乗車券などは赤色で設備されることも多く見られました(右側)。乗車券の大きさも、A型とB型で設備される例が混在して、やはり地域によって異なりました。
大阪万博期間中の例外
昭和45年3月10日から9月13日まで開催された日本万国博覧会(大阪万博)は、国鉄の輸送力をフル活用しました。期間中の乗車券類については、東京着は緑色、京都着は青色、大阪着は橙色とされました。
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| 熱海→東京電環(昭和45年9月) 緑色 | 横浜市内→大阪市内(昭和45年5月) 橙色 |
左側の熱海→東京電環は、大阪万博とは無縁の区間なのですが、2等級制時代の1等券を思わせる緑色。右側の横浜市内→大阪市内は、乗車券の着色としては極めて例外的な橙色となって、ひときわ目を引くものになっています。
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