10月1日、近鉄伊賀線から経営移管により伊賀鉄道が誕生しました。伊賀鉄道では、特殊補充券、駅名式補充乗車券(駅補)、硬券入場券が設備されました。当店では、これらの補充券類を即売いたします。いずれも、数に限りがありますので、お早めにお申し込みください。
駅名 | 特殊補充券 | 駅名式補充券 | 硬券入場券 |
上野市 | 茅町ゆき | 茅町ゆき | 入場券 |
経営移管により誕生した伊賀鉄道・養老鉄道では、近鉄の様式をほぼ継承した特殊補充券が設備されました。地紋が変化した他、左上に印刷されている社紋が小さくなり、冊番と券番が統合され、学割と指定欄が廃止されました。
伊賀鉄道の特殊補充券は、赤色自社地紋で、発行箇所補充となっています。
そのほか、伊賀鉄道では新たに駅名式の「補充乗車券」なる券が設備されました。発駅と着駅に印をつけ、人員と領収額を手書きして発売する様式のもので、車内補充券としても使われることを意図して作成されているようですが、領収額の記入欄がミシン目寄りの下部にあるのは、発行しずらいのではないでしょうか。特殊補充券では、近鉄を継承してバックカーボン複写となっていますが、この駅補はノンカーボン複写となっています。
また、裏面には概算収受や払戻に対応した精算を行う欄が印刷されていますが、「清算額」と印刷されているのは、一種のミスと考えてもいいでしょう。
硬券入場券も設備されました。様式は近鉄を継承したものとなっていますが、表面の時間制限に関する表記と、裏面の自動改札に関する朱書きが削除されています。近鉄券の裏面の朱書きは、ちょっとしたアクセントになっていたようにも感じますが、至ってシンプルな様式に落ち着きました。